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「イメージできる」って女王の教室でマヤ先生が言っていたけど、今の日本でイメージを共有するということができているのどうか。まあ、それは脇においておいて。
本題はNHK教育のETVワイドを見た感想。うちのばあさんもボケ老人だったわけだが、今日のテレビを見て恐怖を感じた。初期の認知症の方はまったく普通でむしろ家の親のほうが該当しているのではと思ったことである。もちろん、テレビに出演されていた方の日常で問題となっている部分はあると思われる。ただ、それを感じさせていないのでテレビを見ている範囲では上の感想を持った次第である。
うちのばあさんがボケたときあっしは中学生だったと思う。ここでいうボケたときというのはもう徘徊が始まった段階である。母は仕事もしながら、また周囲の眼も気にしながらよくがんばったと思う(当時は今でいう認知症の概念すらなかった。姑がおかしくなれば嫁のせいになった時代である)。そういう時代だからあっしもそれにはあまり首を突っ込まなかった(いま思うと恥じるばかりだ)。
あっしも不惑を超え、いつ認知症の診断を受けてもおかしくない年になった。最近、記憶が甘くてまずいなあって思うことも良くある。映画にもなった「明日の記憶」が共感を得られている時世でもあるしね。今日はつくづく自分の老いというものを考えさせられた。まあ、主に経済的に「もしボケたらいくらかかるんかいなあ~」ていうのがポイントではあるのだが…可能ならば、この点で同世代のイメージの共有があればありがたいです。
最後に。ナレーション「永作博美」ちょっとびっくりしたけど、永作さんのナレーションは落ち着いた感じで良かったです(きっと、こういうつながりなのかな?)。
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