モディリアーニ展
今日は天気もよく、絶好のお出かけ日和(いや、少し暑いな)。せっかくなので電車のつり広告で見たモディリアーニ展を見に国立国際美術館へGO。
中之島のこの風景がやっぱり好きだな。これこそ大阪のビジネスを表しているのだ!と思う。
国立国際美術館につくと、ユゲットのポスターがお出迎え。「いやいや、暑いね。」
2度目だけどこの美術館はとてもかっこいい。夏空とのコントラストはどうだ!
さて、今回のモディリアーニ展、出品点数が150点以上。まあ、クロッキー帳をばらしたようなものも1点に勘定しているものもあるのだが、それにしてもすごく多い点数。
デッサンはあまり興味がなかったのでちょっとはしょって見ました(ちゃんと目は通しましたよ。もったいない)。
アメデオ・モディリアーニという人は35歳の若さで他界したようなのだ。しかも、本当に活躍したのはほんの2,3年(実際はそれほどの売れっ子ではなかった。むしろつらい境遇だったらしい)。しかし、輝いている年というのはだれにもあるのだな、その数年での作品点数がとても多い。展示されているだけでもほんの3年で50点。たぶん他にもあるはずだから相当量の作業をこなしたことになる。
今日、見て感じたのはやはりその瞳の描写だろう。まなこを書いているものもあるのだが、目全体を黒もしくは灰色と青の間の色で塗りつぶしたものが多数ある。目を塗りつぶすと化け物のようになると思うのだが、この絵はそうならない。むしろ、優しく見える。ユゲットも全く気持ち悪くない。これは技術なのかそれとも完成に近い部分なのか。素人のあっしにはわからない。
展示が始まって、初めての土曜日なのでもっと混んでいるかなと思ったのだが、意外と空いていた。世界に名をはせる作家の展示なのでもっと見てほしいな。あと、同時展示の塩田千春さんの作品もショッキングーでした。
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