憂鬱について
JR九州の特急に配置してあるフリーペーパー「Please」。たまにみるのだが、巻頭の姜 尚中さんのコラムはいつもなかなかおもしろい。(伊集院さんのもよかったが)
9月号は憂鬱について。その中でデューラーのメランコリアIという版画の話が出てくる。姜さんは憂鬱というものイメージが変わったという。ちょっと気になったのでググってみた。
たとえば、次のページで紹介されている。
メランコリアⅠ Melancholia-Ⅰ 、1514
確かに憂鬱というイメージからは程遠い顔をしている。憂鬱なのはやはり望みを持っているからこそのものなんだろう。憂鬱に慣れてしまえば、それは憂鬱にではなくなるのかもしれない。あきらめきれないものがあるから、今を悩むのかもしれない。
失われた10年と言われていたものが失われた20年と言われるようになった。このままいくと、失われた30年と言われるかもしれない。憂鬱な時代に慣れないようにしないといけない。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 佐賀競馬に行ってきました(2014.04.29)
- 手ぬぐい(2013.07.25)
- 山本二三展(2013.05.22)
- 今年の抱負(2012.01.03)
- 憂鬱について(2011.09.02)
The comments to this entry are closed.
Comments