鳥彌三

京都にはずいぶん来ているが、敷居が高くて行けなかったお店。鳥彌三に思い切って行ってみました。お昼時、予約なしでしたが大丈夫とのことでした。

通されたのは1階の川沿いの部屋。鴨川が見える。素晴らしい。贅沢。桜にはすこし早かったのが残念。咲いていれば、最高だったでしょう。

頼んだのは水炊きコース12,800円。値段は張ります。武田鉄矢がＴＶで言ってた昔からある骨入れ。歴史ロマンが働きます。

テーブルはいわゆる円卓。ちゃぶ台ではないよ。おしゃれ。粋です。

天明8年というのがいつかは知らないけど、そんなことはさておき、創業時期を売りに出来ることがすごい。

先付けで出てきた鳥の肝。これともう一品ありましたが、肝はおいしかった。あまり、甘くなく、血抜きもきれいにされているので臭みもなし。ビールの当てに良かったです。

鳥は仲居さんが小皿にとってくれます。鍋の管理もすべてやってくれるので、こっちは食べるだけ。軟らかい肉でおいしかったです。だし汁にかき卵を入れて出してくれるのですが、これが少しずつ味を変えてくれてすいすい飲んでしまいました。

〆は雑炊。出汁が効いてておいしい。お腹いっぱいになるボリュームです。

この後に、デザートのわらびもちができました。これもおいしかった。
仲居さんはずっと付いてくれるし、世間話をしながら、酒を飲みながら飯を食う。とても贅沢な大人の時間でした。